MFDSは加水分解乳タンパク質を睡眠支援成分として検討
韓国食品医薬品安全処(MFDS)は、加水分解乳タンパク質を睡眠の質向上を目的とした成分として承認する方針を検討している。
MFDSは、上記に関する一般からの意見を9月22日まで募集する。
現在、加水分解乳タンパク質は、「ストレスによる緊張の緩和に役立つ可能性がある」と表示された個別承認制の健康機能食品にしか使用できない。
韓国、7-OH含有サプリメントの輸入を禁止
MFDS は7-ヒドロキシミトラジニン (7-OH) を含む栄養補助食品、ゼリー、飲料の輸入禁止を強化した。
当局はまた、消費者に対し、国境を越えた電子商取引で購入する際にこれらの製品を控えるよう促している。
この発表の1週間前、米国FDAは濃縮7-OHを含む製品を違法に販売している企業に警告書を発行した。
オーストラリアが乳児用栄養食品へのMFGMの使用を初めて承認
オーストラリア・ニュージーランド食品基準局(FSANZ)は、オーストラリアにおける乳児用粉ミルク製品における栄養成分としての乳脂肪球皮膜(MFGM)の使用を初めて承認した。
牛の乳から抽出されたこのMFGMは、Arla Foods Ingredientsが製造し、「Lacprodan MFGM-10」という商品名で市販されている。
同社は、オーストラリアにおける乳児用粉ミルク製品へのMFGM供給において、15ヶ月間の独占供給権を獲得した。
日本の機能性表示食品制度は、MSMの関節健康に関する表示を受け付ける
日本の機能性表示食品(FFC)では、メチルスルフォニルメタン(MSM)を配合し、関節健康に関する表示を行うことが可能になった。
MSMは、日本のサプリメントブランドで広く使用されている。
ただし、MSM、特に専門原料メーカーのBalchemが製造するOptiMSMブランドがFFCに使用されるのは、これが初めてである。
オーストラリアで100種類を超えるビタミンB6サプリメントがOTC医薬品となる可能性
オーストラリアの医薬品行政機関(TGA)は、2027年2月までに100種類を超えるビタミンB6サプリメントが「薬剤師専用医薬品」となる可能性があると発表した。
対象となるビタミンB6サプリメントは、1日当たりの推奨摂取量が50mgを超える製品となっている。この件に関する公聴会が開催され、最終決定は現在検討中である。
「薬剤師専用医薬品」として分類されるこれらの製品は、スケジュール3製品として規制され、薬剤師の助言に基づき店頭販売されることになる。

