日本の大手企業が長寿分野における産官学連携を推進
日本の大手企業数社が、長寿分野における産官学連携を促進するための新たな協業プラットフォームに参加している。
ASAGI Labs Longevity Consortiumは6月1日に正式に発足し、参加メンバーには、アサヒグループの独立研究子会社であるアサヒクオリティアンドイノベーションズ株式 会社(AQI)、アルフレッサ ホールディングス株式会社、株式会社ASAGI Labs、NTTプレシジョンメディシン株式会社、明治ホールディングス株式会社、森永製菓株式会社、ロート製薬株式会社が名を連ねる。
同コンソーシアムは、学術界、企業、地方自治体、医療機関、非営利団体を結集し、研究 開発および長寿関連の新規ビジネスの共創を推進することを目的としている。
FFCの認知度は高いが、普及にはさらなる取り組みが必要―日本の調査
東京に拠点を置く市場調査会社MyVoicecomは、FFCに関する調査結果を発表した。それによると、これらの製品の認知度は高いものの、消費率を高めるためにはさらなる取り組みが必要であることが示された。
同社は2026年3月1日から7日にかけてオンライン調査を実施し、計11,179件の回答を集めた。
回答者の約38.7%が「機能性食品の存在は知っているが、利用したことはない」と回答しており、認知率は80%を超える高い水準にあることが示唆された。しかし、過去1年間に機能性食品を摂取したことがあると答えた回答者は28.4%にとどまった。
クミン精油に健康な高齢者の認知機能を改善する可能性
日本の新たな研究によると、クミンアルデヒドを豊富に含むクミン精油(CEO)を毎日摂取することで、健康な高齢者の反応時間が向上する可能性があるという。
Frontiers in Nutrition誌に掲載されたデータによると、1日あたり25mgのクミンアルデヒドを摂取できるCEOを12週間摂取した結果、精神運動速度が8%向上し、反応時間が10%短縮したことが示された。
全体として、本研究はCEOの毎日の摂取が高齢者の認知機能に有益な効果をもたらすことを示唆しており、高齢者の健康寿命を延ばすための戦略に貢献し得る基礎的な知見を提供している。
ベイコスメティックス、需要の高い包装資材の確保を受けサプリメント事業に参入
日本の化粧品OEMメーカーである株式会社ベイコスメティックスは、国内で不足している包装資材の確保に成功したことを受け、健康食品・サプリメント事業部門を設立した。
アルミパウチは、サプリメントや健康食品の包装として広く使用されている。パウチの外層は通常アルミニウム製で、内層はナフサ由来のポリエチレンフィルムでできている。
ベイコスメティクスは、健康食品・サプリメント事業部門の立ち上げに先立ち、複数の素材サプライヤーと長期供給契約を締結した。 これにより、日本の国内需要の約2%に相当 する、最大1億個分のアルミパウチの安定供給を確保した。
ピセアタンノールの摂取が肌の保湿力とシワの改善に効果的であることが判明:森永製菓資金提供による研究
森永製菓が資金提供した研究によると、ピセアタンノール(PIC)を毎日摂取することで、肌の保湿力とシワが有意に改善されたことが示され、保湿力の向上や目尻のシワ(カラスの足跡)の改善を目的とした食事療法としての可能性が浮き彫りになった。
本研究は、30歳から59歳の健康な日本人女性を対象に実施された。
「PICは、肌のバリア機能を強化し、目に見える老化の兆候を改善することで、内在的能力における心理的および活力の領域を支え、最終的には高齢者の全体的な機能能力の維持、さらには向上に寄与する可能性がある」と研究者らは記している。

