中国の省庁が連携し、機能性海洋成分の研究開発を推進
国家衛生健康委員会(NHC)や国家市場監督管理総局(SAMR)を含む中国の8つの省庁は、健康補助食品、漢方薬、医薬品における機能性海洋成分の研究開発を促進することを目的とした、同種初となる政策文書を起草した。
その目標の一つは、さまざまな革新的な海洋機能性製品や医薬品を市場に投入し、2030年までに産業全体の付加価値額を少なくとも1,300億人民元(190億米ドル)に引き上げることである。
この政策文書は、先月、自然資源省が主催した記者会見で公表された。
ビタミンB6の毒性をめぐる議論が高まる中、規制当局が取り締まりを強化
ビタミンB6サプリメントに対する規制を強化する国が増えるにつれ、こうした規制がリスクに見合ったものかどうかをめぐる議論が激化している。
カナダは、ビタミンB6サプリメントに対する規制を強化した直近の国であり、高用量のビタミンB6と末梢神経障害との間に潜在的な関連性が認められたとの審査結果を受け、3月にビタミンB6を含む自然健康製品のモノグラフを改訂した。
またオーストラリア医薬品・医療機器管理局(TGA)は、2023年から2025年の間に、自国の有害事象報告データベース(DAEN)に寄せられた末梢神経障害や末梢感覚神経障害などの報告250件がビタミンB6製品に関連していると判明したことを受け、ビタミンB6を50mgから200mg含有する製品を薬剤師専売品とした。
台湾、漢方製品に関する新規則を策定へ
台湾の衛生福利部は、漢方製品における「食品」と「医薬品」の区別を明確化しつつ、生薬成分をめぐる同国の長年にわたる食文化を維持するための新規則について、意見募集を 行っている。
提案された枠組みの下では、古くから料理に使用されてきた特定の生薬は引き続き食品への使用が許可されるが、規制当局は投与量、濃度、表示方法に関する要件を導入する予定である。
4月に初めて公表されたこの提案は、食品への使用が許可される漢方薬材のリストを拡大・正式化するとともに、承認済みの148種類の漢方薬材を2つのカテゴリーに分類するものである。
中国、新たな規制草案でライブ配信広告の抑制へ
中国の国家市場監督管理総局(SAMR)は、購買ルートとしてライブ配信を利用する消費者が増えていることを受け、ライブコマース・プラットフォームに対し、健康食品の広告への責任をさらに重く担うよう求めている。
新たに提案された一連の規制案は、医薬品、医療機器、健康食品、および特定医学用途食品の広告方法や、公開前の広告審査方法についての取り締まりを強化することを目指している。
この「医薬品、医療機器、健康食品、特定医学用途食品の広告審査管理弁法(草案)」は、今年6月15日までパブリックコメント(意見公募)を実施した。これが施行されれば、ライブコマースを明確に規制していなかった2020年3月1日施行の暫定措置に代わるものとなる。
FSANZ、幼児用ミルクに対するビタミンDの最低含有量および新たな表示規則を提案
オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関は、ビタミンDの最低含有量、許可されるタンパク質源、および新たな製品表示規則を含む、幼児用ミルクに関する一連の新規則を提案している。
例えば、ビタミンDについては、コーデックス基準に準拠した0.36μg/100 kJという最低基準を満たす必要がある。
現在、ビタミンDの最低含有量は規定されておらず、製品には最大0.76μg/100 kJまで含有することが可能になっている。

